施術の考え方 / 7分で読めます
症状を改善する施術を、リラクゼーションと勘違いしていませんか?
『もっと強く押してほしい』『そこをグリグリしてほしい』『肩だけ揉んでほしい』。その気持ち自体を否定するわけではありません。ただ、自分が好きな刺激と、今の身体に必要な刺激は、同じとは限りません。

人は分かっていても、
感情を優先する

タバコは身体に良くない。お酒も飲みすぎれば身体に負担になる。それでも、『吸いたい』『飲みたい』『好きだから』という感情が勝つことがあります。
施術でも同じように、身体に何が必要かより、『自分が何をしてほしいか』が優先されていないでしょうか。
施術にも「好み」が
入りすぎることがある

『もっと強く押してほしい』『そこをグリグリしてほしい』『ボキボキ鳴らしてほしい』『肩がつらいから肩だけ揉んでほしい』『痛いくらいの方が効いている気がする』。その気持ちを否定するわけではありません。
でも、“自分が好きな刺激”と“今の身体に必要な刺激”は、別です。身体の状態に合うかどうかを見ず、好みだけで刺激を決めることはしません。
多くの「変わるための行動」は、
目的のために必要だからやる

リハビリは、地味でつらい運動を繰り返すことがあります。ダイエットは、食事を変えたり、我慢したり、運動したりする。筋トレは、身体に負荷をかける。美容整形も、痛みや腫れ、ダウンタイム、リスクなどを理解した上で、『変わりたい』という目的のために選ぶ人がいます。
つまり多くの『変わるための行動』は、気持ちいいからやるのではなく、目的のために必要だからやるものです。
身体を変えたいのに、
施術だけへ求めすぎていませんか?

なのに施術だけは、『気持ちよくしてほしい』『痛くない方がいい』『好きな場所だけ触ってほしい』『一回で変わりたい』『リスクはゼロがいい』と求めすぎていないでしょうか。
身体を変えたい。でも負担は一切なくしてほしい。リスクもゼロがいい。それは、本当に現実的でしょうか。
もちろん、強ければ
いいわけではありません

痛い=効いている、ではありません。強い圧や急激な操作は、身体の状態によっては、痛みを強めたり、組織や神経へ余計な負担をかける可能性もあります。
だからCOALONでは、『強い刺激を我慢すること』=改善とは考えていません。必要なのは、強い刺激でも、弱い刺激でも、気持ちいい刺激でもなく、今の身体に必要な反応が出る刺激です。
気持ちいい=改善、
でもありません

リラクゼーションには、癒される、休める、気分がいい、という、とても大切な価値があります。
でも、症状改善を目的とする施術とは、評価する基準が違います。痛みの強さや満足感だけで、身体が改善したとは判断しません。
見るべきなのは「満足感」ではなく、
その刺激に対する身体の反応

COALONが見るのは、神経の反応、筋肉の緊張、関節の動き、組織の滑走、身体全体の連動です。肩が痛いから肩だけ、硬いから全部緩める、という単純な考え方ではありません。
必要なら緩める。必要なら刺激を入れる。必要なら動かす。必要なら触らない。身体の反応を見ながら選びます。
必要な負荷と、
不要な負荷を見極める

大切なのは、リスクを無視することではありません。身体を変えるために必要な負荷と、身体を傷めるだけの不要な負荷を見極めることです。必要以上に痛いことをする必要はありません。
でも、不快感、負荷、時間、努力。そういったものが一切ないことだけを、『良い施術』の条件にしないことも大切です。
「何をしてほしいか」ではなく、
「何が必要か」を見る

身体を良くしたいなら、感情だけで施術を選ばない。痛いから効く、でもない。気持ちいいから良い、でもない。見るべきなのは、その刺激で身体がどう変わったかです。
癒されたいなら、リラクゼーションという選択があります。身体を変えたいなら、『何をしてほしいか』ではなく、『何が必要か』を見る。身体の未来は、整え方で決まります。
FAQ
よくある質問
強い刺激をお願いしてはいけませんか?
好みは遠慮なくお伝えください。ただし、その日の身体の状態と反応を確認し、必要以上の刺激になると判断した場合は別の方法をご提案します。
気持ちいい施術には意味がないのですか?
意味がないわけではありません。休息やリラクゼーションには大切な価値があります。ただ、症状改善を目的とする場合は、気持ちよさだけではなく施術後の身体の反応も確認します。
痛みや負担を我慢しないと変われませんか?
必要以上の痛みを我慢する必要はありません。身体を変えるために必要な負荷と、傷めるだけの不要な負荷を分け、反応に合わせて調整します。
この記事は一般的な情報であり、診断・治療・施術効果を保証するものではありません。変化や感じ方には個人差があります。

